5月からスタートした福岡県福津市での基礎コースが先週末に終わりました。18期生になる。
ホールフードを学ぶ人は、不思議と年齢層の幅が広い。
このクラスは、中学校3年生の七海ちゃんのほかは、子育て奮闘ママからベテラン母さんまで、親子ほどの年の差がありました。
七海ちゃんのママは教室の卒業生であり、実のところ、彼女とは、お腹にいた時からの付き合い。
ふと、14年前のことを思い出した、、、、
福岡校2代目の事務局は、ツキさん。初代事務局の安武千恵さんのガン友。
千恵さんは闘病仲間を『ガン友』と呼び、励ましまくっていました。いい響きですよね?ガン友って。
2人は同じ乳ガン。
千恵さん亡き後、3人の娘のママであるツキさんは、何を血迷ったのか、3人もの身内をまとめて、教室に入学させたのです。
義理のお母さん、旦那さん、従姉妹。
『ツキさんが教えたらいいんじゃないの?』
というと。
『タカコ先生から直接習って欲しい。ちゃんとホールフードを学んで欲しい』
私はもったいない!3人も同時に学ばせてーーと
その時は思った。
その年の終わりに、行橋市内田産婦人科で、おせち料理の講座を開催する事に。
ツキさんは、福岡から参加してくれた。講座前バタバタしてる最中に、近寄ってきて
私に伝えたいことがあるという。
『私はホールフードを学ぶことを千恵さんに勧められたとです。その時、千恵さんがホールフードは、地球を救う、世界を救うって、言うたとです』
『そげな大げさな?ホラ吹いてると思い、千恵さんの顔を見たら、本気で言うてました。ホントにそう思うていたと思う、、、そのことをどうしても、タカコ先生に伝えたくて』
私は講座直前だったのですが、涙がボロボロ。鼻水タラタラ。
私がひとりよがりで、スタートしたかもしれないホールフードをこんなに認めてくれ、愛したくれていたことに、顔を上げることができませんでした。
その翌年の10月、ツキさんは旅立った。小学生の
3人の娘を残して。
そのとき、はじめて、ツキさんが身内3人を、無理やり入学させた訳がわかった気がしました。
旦那さんは、ちゃんと自然食品店に買い物に行き、料理をし、子供たちを育てた。従姉妹の小百合さんは、その後、東京に転勤し、経皮毒や洗剤のことも学び、ナチュラルな植物性の化粧品をバリバリ販売している。
いつも、『ホールフード学んで良かったーー』と
今でも、、、教室に遊びにきてくれる。
ホールフードは、宗教ではないし、私は教祖でもない。もちろん信者さんゼロ。
それぞれの人生、家庭や仕事で、ホールフードを実践して欲しいし、卒業生たちは、誰もが自分スタイルでホールフードを続けていると感じています。
基礎コースの最後のレッスンで、みんなで感想を言い合った。すると、七海ちゃんは、泣きながら、
『料理だけでなく、農業や環境のこと学べて良かったです』と声を詰まらせて満足そうに語ってくれた。講師冥利に尽きますよねーー!
この歳で、毎月、各地を飛び回ることは、楽ではない。
正直、いつまで元気でいれっかなぁーー?とも思う。
でも、今の私があるのは、多くの生産者や遺伝子組み換え、添加物、ナチュラルクリーニング、家庭農薬など、沢山のホールフードに関するエキスパートの方々に教えていただ方からだ。自力で学んだものはひとつもない。
『弁当の日』の竹下和男先生もその1人。
15年前には、東洋大学で講演会を主催させて頂いたり、私が最も尊敬できる教員。
10月15日は、私の故郷、山口県山陽小野田市で竹下和男先生の講演会が行われます。
近くの方は是非是非、聴いてほしい。
10月12日は、教室の近く、洗足池駅前にて、
無理をお願いして、竹下先生の講演会を企画。
偶然にも、竹下先生が別の講演会で上京される事を知ったからだ。
オンラインも良かろう、テレビもラジオ元気良かろう。
でも、その人の生の声でなければ『熱量』は伝わらないと思っている。
コロナ禍で、私も恥ずかしながら、オンライン化しています。
IM K booksからは、有料のInstagramライヴも9月からスタート。
何やってんだろ?と醒める時もあります。
1万人のフォロワーより、10人のホールフード実践者を作るのが私の使命と思っているから、
新しいことにも挑戦しようと。
竹下和男先生は、魔法使いの様に、人間をまっとうの場所にリセットさせてくれると感じています。
こんな国に暮らさなければならないならば、
よほど自分の考えをしっかりと持っていないと、流されてしまう。正しい情報をキャッチすることを惜しまないこと。
ワクチンしかり!マスクしかり!ジャニーズしかり!
人生のリセットチャンス❗️
申し込みは、タカコナカムラホールフードスクール迄。
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