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乾物を科学する

昨年、日本かんぶつ協会の『かんぶつマエストロ認定講座』で樋口直哉さんが登壇されました。

画像は、切り干し大根を刻みをハンバーグの具材に混ぜたもの。ホタテとクスクス添え、向こうは、干瓢をハイビスカスティーに浸けてピンクに仕上げたモッツァレーラのサラダ。

どれも、これまでにはない洗練された乾物料理。

受講生も他の講師も事務局もひと口で、樋口さんの大ファンに。

料理を作りながらのかんぶつトークが圧巻で、

教科書には書いてないレアでアカデミックな乾物の使い方に他ならないものでした。

樋口直哉さんは、どっちかというと、フレンチやイタリアンを得意とされており、『乾物料理』をお願いした際にも、断られるのではないかとハラハラ。

『乾物?いいですねーー僕、得意です』と引き受けてくださった。


そもそも乾物は間違いなく『絶滅危惧食品』

樋口さんの講座の際も、無漂白かんぴょうは既にスーパーから消え、探すのに苦労しましたよ。

棒寒天、ささげ、アラメだって取り扱う店はほぼない。


乾物は、旬が余りなく、いつでもある。腐らないから日持ちする。軽い。これってすごいメリットです。日本には、数多くの乾物があり、輸出する際にも、運賃が安く優等生。

日本らしい食材であることをみなさん、自覚しましょうよ!


『今日の料理、乾物』ときき、胸が高鳴る人はいないと思う。

可哀想だ、乾物くんは。


私は2006年代々木上原に『kanbutsu Cafe』というデリとイートインの店をプロデュース。

その店のイケてるぶりは、私の中でも、もう一度やらせてくれーーーのNo.1

今なら大ブレイク間違いないと思ってます。

早過ぎるのだ、そう、私はいつも。人より2周半早くて、認められらことがない。

店内に凍り豆腐やわかめをオブジェとして飾っていた。そしたら、海外の客が、

『これ、なに?カッコいい、ほしい』とせがまれたものだ。


ほらね、インバウンドを狙うならば、乾物料理なんだよ。

食物繊維しかなさそうな乾物料理じゃダメなのよ。

ワールドワイドな料理を2025年ひっぱりタコ🐙間違いなし樋口直哉さんなら習わない手はないです。


先日の朝倉玲子さんのひよこ豆プリンも絶品でしたね!やっぱ来るな、乾物ウェイブーーー。

お日様の世話になったものは全て『乾物』がタカコナカムラの乾物とは?です。

そこんとこ、宜しくです。


 
 
 

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